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日本航空協会、1930年に建設された三米風洞を重要航空遺産に認定

東京大学駒場IIキャンパス1号館(旧東京帝国大学航空研究所風洞部建物)の三米風洞が 日本航空協会から重要航空遺産に認定されました。重要航空遺産は、 歴史、文化的に価値が高い航空遺産を認定するもので、これまでにYS-11輸送機量産初号機「JA8610」や代々木練兵場跡地などが認定されています。

三米風洞は1930年に東京帝国大学航空研究所(航空研究所)の風洞部の
実験施設として建設され、戦前は航空学の研究に使用され、航続距離の
世界記録を樹立した航空研究所長距離機などに貢献しました。

第二次世界大戦後は、YS-11などの国産航空機の開発だけでなく、
自動車、鉄道、船舶、建築物、スポーツなどの広範な研究に活用され、
産業と文化の発展に寄与してきました。 建設から80年を超えた現在も稼動可能であり、 本専攻の教育研究にも大きな役割を果たしています。

(TBD)

2019/01/29

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