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東大チーム、CanSat 国際競技会 ARLISS の Come Back 競技部門で優勝
例年、米国ネバダ州ブラックロック砂漠で開催される缶型小型人工衛星(CanSat)打上競技会 : ARLISS (A Rocket Launch for International Student Satellites)の2016年大会における "Come Back Competition"の部で、本学科学部3年生の"Team Grenouille"(フランス語で "蛙" の意)が、目標地点まで3.76mの成績を上げて優勝しました。
"Come Back Competition"では、小型ロケ ットで地上から打上げられ、上空3.6qで放出後された CanSat が、パラフォイルや固定翼を使って飛行しながら目標地点への着地を目指すものと、放出された ローバー が着地後にパラシュートを分離し、時間を掛けて目標地点への到達を目指すものがあります。何れのタイプも、GPS等の搭載センサによる完全自律制御により、到達点と目標地点まで近さを競うもので、一種の "異種格闘技" 的な競技となっています。
各チームには、2回のフライト機会が与えられますが、Grenouille はローバーを使った2回目のフライトで記録を達成しました。

優勝した"Grenouille"チームのメンバーと、目標点まで3.76mまで迫ったローバー。
2016/10/05